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『スティーブジョブズが子どもに学ばせたかったAppleのデジタル教育』 ジョン・カウチ、ジェイソン・タウン

『スティーブジョブズが子どもに学ばせたかったAppleのデジタル教育』


はじめに

 お久しぶりです。エルです。更新のスピードがまちまちになってしまいすみません(_ _)
 課題だったり企業説明会だったりとか忙しい時と時間のある時の差が激しいので…(言い訳にしかならないか💦) まあ、ぼちぼちやっていきます。
 今回は久々に本の紹介です!最近のマイブームが勉強のしかただったり教えかたっだりということもあり本の紹介は教育系(?)が多めになっています。たまたま友達が授業でスマホを学校教育に持ち込むことについて調べているのを聞いた時に見つけたことがきっかけでこの本を手に取ることになりましたw
 前置きはこの辺までにしてそろそろ本題に入っていくことにしましょう→→

内容

 内容としては、みなさんご存じの Apple 🍎 の教育部門初代バイスプレジデント(代表を補佐したり、代行したりする)だった、ジョン・カウチがその経験や、Apple の創業者、スティーブ・ジョブズとの関わりの中で行ってきたことや、目指す教育についてになります。
 読む前には、書名を見てICTを活用した教育方法について細かく書いてあるのかと考えていましたが、コンピューターについて詳しく出てきたのはだいぶ先になってからでした。
 そのところどころにコンピューターでの実践を散りばめつつも、基本的には "コンピューターを使う" ということが大切なわけではないのだという。”使う” だけでなく ”効果的に使う” こと。 具体的に目指す効果というのが、モチベーションや、パーソナライズ化、教育の双方向化などである。
 実際の”使う”ことを目的とした失敗例、うまく導入した成功例のどちらも書かれているところが多くとても分かりやすい!!
 ここで、失敗例・成功例を一つずつ紹介します。まず失敗例として、エジソンの”教育映画”が挙げられています。教師の代わりを映画にさせただけで一方通行の情報伝達になることが失敗の要因とのこと。逆に成功例としては、アダプティブラーニングが挙げられる。アダプティブラーニングとは、機械に一人一人の苦手やつまずきを発見させ、レベルに合わせた出題をさせるというものです。これを取り入れることで、教師一人では難しかった一人一人の苦手を把握して振り返りをさせることができるようになったようだ。
 
 コンピューターの導入なんて興味がない!!という人でも教育に関わっていこうと思うひとなら、読んだら確実に参考になるはず。大学の授業の中で出てきた心理学者の名前も多数登場してきましたw 授業では全く興味を持てなかったもののここで出てきて少し興味をもてました。(執筆直前の授業ではジョン・デューイが出てきてました)
 大学の学びの見直しという意味でも使える一冊だと思います。

終わり

 今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。ゴールデンウィークに買った本がまだ5冊くらい残ってます💦 しばらく本は教育関係の物が続くかもです。(魔法科高校の劣等生も新刊出たみたいなので早く読みたいですけど…)
 とはいえ本読もうと思うと時間がかかってしまうので、次はレクにしようかな~と思っていたり。ウェルカム似島のレクの説明するとか言ってまだしてないの完全に忘れてました(;^ω^)
 というわけで次回の更新は早いはず!!プログラムの内容まとめるだけですからね💦
 それではここらで終わりにさせていただきます。次回もお楽しみにー♪


↓↓↓


本の紹介

書名   『スティーブジョブズが子どもに学ばせたかったAppleのデジタル教育』

著者   ジョン・カウチ、ジェイソン・タウン

訳者   花塚 恵

出版元  株式会社かんき出版

出版日  2019年3月18日

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